来年もまたやるんですか・・・/「エリザベート」


今年9月の公演に続いて、来年5月にエリザベートが再上演されることが発表された。


新トートに抜擢された武田真治の是非は置いておくとして、他のキャストに新鮮味がない。変わったのは、トートとエルマーくらいだろうか。


内野さんが出なければ、井上君も出ない。これは正しいと思う。どちらも、きっとエリザでできることはやり尽くしたはずである。


こういうのもなんだが、山口祐一郎様のトートはかなり見たし、もはや満足である。一路さんはいつ見ても美しいが、さすがにそろそろ他の人のも見てみたい気がする。


今年のチケットはいつもと違って1ヶ月だけの上演という希少性もあいまって完売だった。しかし、東宝が今年の結果に気を良くして、柳の下のどじょうを狙っている感もあるので、来年はかえって人が集まらないということになりやしないだろうか。


もっとも、小池さんがそのあたりを察知して、演出をガラっと変えてくるといった趣向を凝らせば、その限りではないだろうが。


武田真治のトートというのはにわかには想像できないのだが、内野さんのトートも何年かかかって完成されたわけで、長い目で見ていく必要があるのだろうと思う。


それにしても、スケジュール表を見ると祐様の出番が多すぎ(笑)。