不合格はシャラポワだけ?/欽ちゃん&香取慎吾の第76回新!仮装大賞


久しぶりに仮装大賞を見た。昔は放送されるたびに見ていた気がするけど、このところなんとなく見なくなっていた。司会が欽ちゃんだけでなくて、慎吾ちゃんもいるのが違和感あるけど、作品の質は変わったりしているかな。


まず、審査員の顔ぶれがずいぶん変わっていて、ちょっと落ち着かない。なじみの顔といえば山本晋也監督くらいだ(思わずほっとしてしまった)。これも時代の流れなのか。


出場者の作品の質は、それほど変わっていないと思う。大きく、時事ネタを扱ったものと普遍的なネタを扱ったものとに分かれるけれど、時事ネタは他の作品と重なることが多いので(今年だとイナバウアーがかぶりまくり)、普遍的なネタを独自の処理で楽しませてくれる作品がよい。結局、野球をバレエで表現した作品が優勝。個人的には、準優勝だった3面鏡が好きだった。


それにしても、今回びっくりしたこと。出場者30数組中、不合格が1組しかいなかったのだ。しかも、明らかに合格レベルに届いていない作品まで、なんとなく合格していた。小学校の運動会が平等になっているのと同じみたいで、なんともやりきれない。ついついテレビに向かって「それは不合格でしょ〜!」とクレームつけまくりですよ。