2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一生下積むことが、ぼくの仕事なんですよ/「現場者」大杉漣

大杉漣さんといえば、北野武監督の「ソナチネ」のオーディションで、監督とほんの一瞬だけ顔を会わせただけなのに合格したというエピソードは知っていたけれど、いつから役者をやっていたのかとか、素顔はどんな人なのかとか、そういうのは全然知りませんで…

え、それってどういうこと?/「出会いの先に」進藤晶子

ほとんど何も書かれていない一面白地の、いやちょっとクリーム色してるけど、一見すると表裏どっちから開ければ悩んでしまうような、とてもシンプルな装丁。右上隅にこっそりと申し訳程度に書いてある「出会いの先に」が、この本のタイトルなのです。 週刊ア…

このマンガが映画化されるとは知らなかった/「自虐の詩」

「大奥」のところで、木村多江さんについて、「自虐の詩」の主人公幸江に似ていると書いてから、ネットで検索してみました。そしたらこんなのがヒット。 http://www.shochiku.co.jp/jigyaku/ なんとこの秋、映画化されるんですね。知りませんでした。 監督:…

なんだかいろいろ学びました/大奥

フジテレビの連続ドラマが映画化されてヒットを飛ばす・・・この図式がすっかり定着したみたいですが、去年の年末に公開された「大奥」もその一つでしょう。これまでのドラマ版はほとんど見てなかったんですが、映画は仲間由紀恵の主演ぶりを見てみたくて足…

ひそかに狙っていたキネ旬ベストワン

独立プロ上位ズラリ…「キネ旬」06年邦画ベスト10(ZAKZAK) キネマ旬報の2006年度ベストテンが発表されました。自分は映画を年に4〜5本見る程度なので、そもそもベストテンなんて決められない(笑)のですが、それでも見た中では西川美和監督・脚本、…