2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
まだ「全身小説家」は途中までしか見ていないのだが(2005/5/27の日記参照)、その映画のなかで井上さんが自分の作品を推敲するシーンがあった。それがこの本である。 紙咲道生少年の記録作者: 井上光晴出版社/メーカー: 福武書店発売日: 1991/05メディア: …
ダンダンブエノとは、近藤芳正が率いる演劇ユニット。山西惇、酒井敏也の三人が固定メンバー。年1回、なんらかの形で公演を行っているらしい。 そもそもは、近藤さんが好きなのだ。三谷幸喜の東京サンシャインボーイズに出演している頃は知らないが、その後…
大阪には「筋」がたくさんある。そのうちのひとつ「御堂筋」は歌のタイトルにもなっていて、あまりにも有名だ。「御堂筋」という塊で一つの地名を意味しているのかと思っていたが、実はそうでないということを今回初めて知った。筋とは、南北の道のことなの…
会社を休んで、ミュージカル「モーツァルト!」を観た。場所は、梅田芸術劇場。半年ぶりの大阪遠征である。 このミュージカルの日本初演は、2002年の秋。タイトルから想像できる通り、作曲家モーツァルトのお話である。そのときはミュージカルそのものを観た…
イノセントワールドアーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史出版社/メーカー: トイズファクトリー発売日: 1994/06/01メディア: CD購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (54件) を見るAtomic Heartアーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史…
それにしてもインパクトのあるタイトルである。それだけで人をひきつける力を持っている。 半村良の旧作は知らないし、映画も見たことがない。フリーペーパーの"R25"で特集されていたので興味をもった。原作からは、自衛隊が戦国の世にタイムスリップすると…
職場で「きちんとした日本語を書く文化つくり」活動が盛んだ。本当は「きちんとしたビジネス文書を書く」を目標にすべきだと思うが、まあそれについては上の方々のご指示なので、心のなかで逆らいながらもしたがっている。その活動の一環として、以下のよう…
大阪では「モーツァルト!」で盛り上がっているが、東京も負けてはいない。松本幸四郎が30年以上演じつづけているあたり役、「ラ・マンチャの男」の公演が始まったのだ。いままで、その名を聞いたことは何度もあるけれど、そもそもミュージカルに興味がなか…
いよいよ始まった。待ち焦がれていたミュージカル「モーツァルト!」の公演が大阪で初演を迎えたのである。思えば、2002年の12月に友人に誘われて行ったはいいが、全然内容が分からなくて「つまらん!」と言い切ったはずなのに、なぜかもう一回観るハメにな…