きちんとした日本語を書く/ダカーポの文章上達講座

職場で「きちんとした日本語を書く文化つくり」活動が盛んだ。本当は「きちんとしたビジネス文書を書く」を目標にすべきだと思うが、まあそれについては上の方々のご指示なので、心のなかで逆らいながらもしたがっている。その活動の一環として、以下のような指令が出されている。

図書館などの言語のコーナーで借りるなどして「日本語(特に文章
表現)」を主題にした本を各自最低1冊読む。そして、その本の中
から「日本語」表現に間する「格言」「注意点」などとその事例を
収集(記録)する。読んだ本のタイトルと収集した「格言」などを
6月末に提示してもらい格言集を作成する。


この方向性の是非についても、あえて触れるまい(苦笑)。わざわざ新しく買うのも馬鹿らしいので、自分が持っている本で何かいいものがないか探してみた。ほどなくして、こんなのを10年ほど前に買ったことを思い出した。



ビジネス文書を書くための参考になるかと言うとやや疑問だが、内容はなかなか面白い。特に、この日記を書くのにさいしてためになる指摘がたくさんある。ワープロの利用法については、いまから見ると「?」と思うところがある。なにしろ10年前の本だからなのだが、パソコンをめぐるここ最近の環境の変化の大きさを再認識する。これまた感慨深い。


今後は、読んでいてより楽しめる文章を書けるよう、さらなる修練を積む所存でございます。