本田美奈子さんの戒名
" target="_blank">本田美奈子さん告別式で3700人が泣いた(日刊スポーツ)
本田さんが歌う賛美歌「アメイジング・グレイス」が流れる中、車が静かに動き
出した。斎場を包むように膨れ上がった3000人のファンから「美奈子ー!」
という声が一斉に上がった。戒名の「釋優聲(しゃくゆうしょう)」は、天使の
歌声といわれた本田さんらしく、お経の言葉で“優しいお声”を意味するという。
すてきな戒名ですね。ふつうは長いほど良しとされるものなんでしょうが、3文字という簡潔なものながら、とてもいい響きのする、いかにも彼女らしい戒名だと思いました。
ここ数日、彼女が取り上げられた番組や記事を見るにつけ、ついつい食い入るように見入ってしまう。昼休みにネットで記事を見ていて、ふと目頭が熱くなったりしました。
これほど亡くなって惜しまれる人間というのも、そうはいるもんではないでしょう。ふだんメディアでの露出が大きい人ではなかっただけに、一般人から見れば正直なところ、この取り上げられ方は不思議な感じすらします。
そのあたりの事情については、このコメントがすべてを物語っているような気がします。
つくづく惜しい人を失ったと思います。
思わず職場で泣きそうになった(というか涙がこぼれた)、彼女が3月に病床で作詞用に綴った遺稿を引用しておきます。自分自身、いつも笑っていられるものではないけれど、やっぱり笑顔は偉大なのだな、と思いました。
2005.3.5
作詞 本田美奈子.
笑顔
子供も、大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
みんな、みんな 笑っている顔が素敵。
怒っている顔よりも、泣いている顔よりも、困っている顔よりも 笑顔が一番!!
きっと笑顔が幸せ呼ぶと、頭では分かっていても、
心では、なかなか分からない人が、多いんじゃないのかナ!?
心が開いて、心の目で、周りを見渡してごらん、
きっと、小さな幸せの芽が、見つかるよ。
そして、そこから少しずつ、笑顔が生まれてくる。
笑顔が生まれ始めたら、喜びに変わるのも、もうすぐ。
でも、人は生きていて、辛い時、悲しい時、涙が止まらず心が開けない時、
勿論、沢山あると思う。そんな時は、あせらないでね。自分だけが不幸ではない。
もっと、心が暗闇に閉じ込められている人達も、
沢山いることを、少しだけ思い出してみて。
自分の力で、心を開く人もいれば、誰かの愛で、心を開いてもらう人もいる。
気が付かないうちに心が開いて人もいれば、歌や音楽で、心が開く人もいる。
それは、人それぞれだと思うの。
人は心が閉じたり、開いたり、いろいろな経験、そして、沢山心で感じることによって
豊かな心を持ち、豊かな笑顔を育てて行けるのではないのかナ!?と私は思います。
自分自身、豊かな笑顔が増えたら、きっと周りに居る人達にも、
幸せ届ける事が出来るでしょう。
笑顔がいちばん