サディスティック・ミカ・バンドと増殖
キリンのCMでサディスティック・ミカ・バンドの名曲「タイムマシンにお願い」が使われている。使われているっちゅーか、再結成されたミカ・バンドが演奏している。ボーカルは、あの木村カエラである。初代ボーカルのミカに声が似ているし、勝手な想像だが、弾けぶりも似ていそうである。みごとな取り合わせとしかいいようがない。(ちなみに自分的にはこの曲のボーカルというと、奥居香が思い出される)
演奏するバンドの面々は、加藤和彦・高中正義・高橋幸宏・小原礼と錚々たるメンバーなわけだが、彼らの再結成は17年ぶりだとか。そもそも、17年たってもみんなしっかりミュージシャンをやっていることがすごい。しかし、いつの間にやらもうかなりの年齢層であるし、頭髪もやや寂しくなってきている・・・。
キリンのページでは、メイキングも見ることができる。なんとまあ楽しそうだこと。
17年まえのボーカルは、桐島かれんだった。いや、ボーカルと呼べるのかどうか。少なくとも、「Boys and girls」というヒットシングルのメインボーカルは幸宏だったなあ。17年まえというのに、なんだか記憶が鮮明だ。そういえば、受験を目前に控えていたような気がする。だから妙に覚えているのだろうか。
ウィキペディアで調べてみると、ちょっとびっくりする事実を3つほど発見。
- 初代ドラムスは、つのだ☆ひろ(当時角田ひろ)。
- 加藤和彦とミカが離婚した原因は、ミカが外人プロデューサーと恋愛関係になったこと。
- そのミカは、YMOのアルバム『増殖』の「Nice Age」で、ニュース速報を読んでいる。
一番びっくりしたのは、3番めの事実である。「Nice Age」はこのアルバムのなかで、1、2を争う名曲だ。というわけで、さっそく『増殖』を聞いている。ふーん、この声がミカだったんですかあ。
いやあ、日本は、い〜い国だなあ・・・。
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