小山田圭吾の記憶


R25のインタビューに小山田圭吾が出ていました。ついこの間、CD屋で彼のニューマキシを見かけて試聴したばかりなんで、タイムリーっちゃタイムリー。個人的には、インタビューのなかで「おおお、そうだったよね!」とうなずきまくった箇所がありまして。いま手元にR25がないんで、脳内記憶をたどって適当に書いてみると、こんな感じ。

フリッパーズを解散したあと、お金がなかったんで、整髪料のCMに出てました。恥ずかしかったけど。


そうそうそう! 資生堂UNOが新発売のときのCMじゃなかったかな。キーボードを弾く小山田君の姿が、とっても印象的だったなあ。フリッパーズが解散して、すぐメディアに出ていた小山田君とは反対に、しばらく小沢君は姿を消していましたね。そのまま普通の人になるのかと思っていたら、「犬キャラ」が発売されて無事が確認できたときはCDを即購入したもんです(笑)*1


試聴したマキシってのは、こちら。


Breezin’

Breezin’


この2曲目を見てびっくり。YMOのCUEじゃないっすか。聴いてみると、ゆるゆるっとしていて、原曲とはまったく違う形に仕上がっていた。これはこれで面白いかも。にしても、ほかに曲はたくさんあるなかで、なんでよりによってこれをカバーしたんでしょ。うー、知りたい。ネット上を探せばどっかに書いてあるんだろーなー。


1曲目と2曲目しかチェックなかったんだけど、そのあとはスケッチ・ショウとのコラボがあったみたい。聴き損ねてしまった。


R25にも書いてあったし、マキシを試聴したときも書いてあったけど、もうすぐ5年ぶりのオリジナルアルバムが発売されるのでした。すっかり忘れてた。すぐにアマゾンで予約せねばなるまいて。


Sensuous

Sensuous


改めて自分のCD棚を確認してみると、コーネリアスのオリジナルアルバムは全部持っていました(笑)。というか、これまで4枚しか発売してないんですねえ。じつは、オザケンと違ってコーネリアスは当初興味がなかったんだけど、あるとき(といっても8〜9年前)一緒に仕事をしていた女の子が「いいですよ!」と言っていたのがきっかけで「69/96」を買って、さらにファーストの「THE FIRST QUESTION AWARD」も揃えたのでした。「Fantasma」はいつだったか忘れたけど、「Point」はリアルタイムに買ったはず。


いまのところ、マイベストなのは「Point」です。あの、研ぎ澄まされた音作りが好き。それまでは「69/96」が一番だったけど、「Point」にハマったあとだと、何を聴いてもゴチャゴチャ感があって、すっきりしないんですね。いや、それがいいときもあるのは確かだけども。さて、ニューアルバムはどこにランクインするでしょうか。楽しみ。


そういえば、「和田弘とマヒナスターズ」のボーカルの三原さと志さんが亡くなったとき、小山田君のお父さんだと紹介されていてびっくりしました。マヒナスターズといえばムード歌謡で、曲はぜんぜん知らないけど、少なくとも小山田君のそれとはまったく毛色が違うはず。不思議なもんですね。

*1:そのころの思い出話は、こちらを参照