こどもの頃読んだ本

小学生になったかならないかの頃、子供用の百科事典をよく読んだ。同じものを繰り返し繰り返しぼろぼろになるまで読んで、内容をすっかり覚えてしまうほどだった。


しかし、絵本を読んだ記憶がまるでない。記憶の片隅にすらない。この年になると知り合いに子供がどんどん生まれるが、そのプレゼントに何をあげればいいのかよく迷う。一度あげて好評だったことから、最近は絵本をあげることにしている。絵本は近年新しく出版されているものもあるけれど、「ぐりとぐら」や「100万回生きたねこ」といった定番もある。これらは、初版が1960〜1970年代だ。根強いファンが多いのか、時代を越えて受け継がれる何かがあるのか。実は中身を読んだことがないので、なんとも言えない。そして、それだけ長い間親しまれている名著なのに、その名前を聞いたことすらなかったことに、愕然としたものだ。


ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)


それとは別に、自分が小学校低学年のころ読んだ記憶があるのが、「おとうさん×先生=タヌキ」である。話の筋はあまり覚えてない(一応おぼろげにはある)が、そのインパクトからかタイトルだけはよく覚えている。イラストがついて再版されているようだが、機会があったら読み直してみたいものだ。


おとうさん×先生=タヌキ (山中恒おもしろ童話)

おとうさん×先生=タヌキ (山中恒おもしろ童話)