夢の続きか/「緑色の獣」村上春樹

村上春樹の作品というのは人生で一度も読んだことがなかったのだが、たまたま友達から借りる機会があったので、ちょっと読んでみた。基本的に長編小説は苦手なので、短編なのであるが、ざっと目次を見てページ数が短いやつを選んだ。うまい具合に計10ページのものがあった。「緑色の獣」という作品がそれである。


ざざざーっと読んだ感想。「村上さんは実際にこんな夢を見たんじゃないだろうか?」もちろん、女は腹が決まると残酷であるとか、そんなものを伝えようというのはあるのだろうが、それ以上に「こんな夢を見たので、起き抜けに書いてみました」という感じがした。


ま、所詮素人の考えることなので、全然見当違いかもしれないが。

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

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