あふれる才能とパワー/筒井康隆


R25筒井康隆さんのインタビューが載っていた。いやあ、70歳をすぎているというのに、かっこいいし若いですねえ。自分もこんな風に年を取りたいと、切に願っちゃいます。


このところ、筒井さんの作品が立て続けに取り上げられています。テレビでは「富豪刑事」、映画では「時をかける少女」のアニメ化、それから「日本以外全部沈没」。すごいのは、これらの作品はそれぞれ1978年、1967年、1973年とすべて30年近く前に書かれたものだということ(「時かけ」にいたっては40年前)。


今年に入っても新たな作品を発表されているようだし、ちょくちょく俳優業もこなしているし、そういうエネルギーってどこから沸いてくるものなのだろう、とちょっと羨望のまなざし。


かつてSF御三家というと、小松左京星新一筒井康隆だったそうですが、小松さんは震災以降作品を発表していないようだし、星さんは既に鬼籍に入られているし、ここはまだまだ筒井さんに頑張ってもらいたいところ。まあ、この様子だととうぶん吼えつづけそうですが。


筒井作品を手に取って読んでみれば、何かその源がわかるのかもしれないな。って、ほんとか?


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